オフィス原鳥はチューリッヒにある建築事務所です。2004年に原奈穂子とゼノ・フォーゲルによって作られ、2012年からヨーグ・シュパーが加わり、2016年後半から、ゼノ・フォーゲルとメルセ・ポーテルの２人が運営することになりました。2016年をもって、原奈穂子、ヨーグ・シュパーは事務所を退社しました。 オフィス原鳥は常に２つの軸に力を入れています。１つ目は住宅。小さな規模のもの（古い塔の家の部屋。ストラスブルグのアパートの改装。マットンの牛小屋）から大規模の集合住宅（チューリッヒのアルビスリーデンに作った270戸の新築のアパート。チューリッヒ西地区に建つ高層集合住宅ゾリーのファサードデザイン。オランダのアイントホーフェンの学生寮）。２つ目は、都市計画/開発の様々なスタディー、マスタープランニング。チューリッヒのホテルの入り口の改装デザインや、駅の目抜き通りに建つ、時計・宝石店ブッヘラーのファサードのデザイン等は、都市の中心部に建つ代表的なプロジェクトです。2007年以降、オフィス原鳥はアムステルダムの建築事務所、オフィス・ウィンホフとお互いの経験を生かしながら、様々な仕事を共に行っています。